親子で新しい体験に出会う1日「親子で知っチャオ」

2025年11月9日、未就学児〜小学生のお子さまと保護者を対象に、親子体験イベント「親子で知っチャオ」を開催しました。

本イベントは、農場という自然豊かな環境の中で、土や食、地域文化に触れながら、子どもも大人も一緒に「やってみたい」に挑戦できる場をつくりたいという想いから企画したものです。安心できる空気の中で心を解放し、失敗を恐れず挑戦できる世界を、親子で体感してもらうことを目指しました。

当日は、土に触れる体験や泥んこ遊び、焼き芋と蒸し芋の食べ比べ、皿回し体験をはじめ、重ね煮、書道、ドローン操縦、リース作り、手形スタンプ、醤油作りなど、多様な体験型ブースを実施しました。さらに、地球専門家によるお話やオープニングマジックショー、書道パフォーマンスといったステージ企画も行い、五感を使って学びと楽しさを味わえる一日となりました。

イベントを通して、初めての体験にも積極的に取り組む子どもたちの姿や、挑戦する姿勢、いきいきとした表情が多く見られました。親子で一緒に体験することで会話が増え、家族の時間がより豊かなものになるとともに、保護者同士の自然な交流も生まれ、育児や地域の情報を共有し合う姿が印象的でした。また、農家さんや地域の方々の想いに触れることで、食や地域への関心が高まり、会場全体に「地域で子育てを応援する」あたたかな雰囲気が広がりました。

当日の来場者は51名(うち子ども19名)となり、事後アンケートでは満足度95%、「また参加したい」と回答した保護者は90%に達しました。子どもたちからは「初めて泥んこ遊びをした」「ドローンがうまく飛ばせた」といった声が聞かれ、保護者からは「普段できない体験ができ、子どもの表情がとてもいきいきしていた」「地域の人の想いに触れて温かい気持ちになった」などの感想が寄せられています。また、出店者や農家さんからも、親子の反応を直接感じられたことや、地域とのつながりが深まったことへの喜びの声が届きました。ステージ企画では、書道パフォーマンスに目を輝かせて見入る子どもたちの姿が特に印象的でした。

一方で、告知期間の短さによる情報発信の課題や、体験ブースへの参加集中、天候による屋外プログラムの調整、スタッフ体制の不足といった課題も明らかになりました。今後は、SNSやLINEオープンチャットを活用した事前告知の強化や、タイムスケジュール制・整理券導入による体験の分散、天候リスクを想定した代替プログラムの準備、ボランティアスタッフの協力による運営体制の強化を進めていきます。

今後は年1〜2回の定期開催を目指し、農業体験にとどまらず、田植えや収穫、森あそびなど季節ごとの自然体験へと広げながら、他地域での開催にも取り組んでいく予定です。地域の農家さんやクリエイター、専門家と連携し、学びと体験の幅を広げるとともに、保護者同士がつながれるミニ講座の企画や、子どもたちが自分で選び挑戦できる“成長の場”を増やしていきます。あわせて、大人自身の「やってみたい」を叶える企画として、「大人の遠足」の開催も予定しています。

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岡翔子