2025年11月29日、千葉県柏市にて、シニア世代から未就学児・小学生、そしてその保護者までが一同に会する世代間交流イベントを開催しました。昨今、少子高齢化や核家族化の進行により、地域の中で世代を越えて関わる機会が減少し、子育て家庭の孤立や高齢者の社会的孤立が課題となっています。
こうした地域課題の解決を目指し、子どもとシニア世代が対等な立場で自然に交流できる場をつくりたいという思いから本活動をスタートしました。
当日は、シニア世代・子ども・保護者が混合チームとなり、○×クイズやジェスチャーゲームなどの交流型レクリエーションを実施。
借り物競争や風船送りリレーでは世代を越えて協力し合い、お手玉リレーといった日本の伝統遊びも取り入れることで、遊びを通じた世代継承の機会を創出しました。また、子ども店長によるミニキッズマルシェも同時開催し、子どもたちが主体的に役割を担うことで、社会性や自立心を育む場ともなりました。事前申込はQRコードを活用して受け付け、参加者誘導を行うことで、当日の運営も円滑に進めることができました。
参加者は子ども・保護者・シニア世代あわせて約30名が参加し、複数世代が同じチームで一つの目標に向かう時間を共有しました。初対面であっても自然に声を掛け合う姿が見られ、子どもが高齢者を手助けし、高齢者が子どもを応援するなど、互いを尊重し合う関係性が生まれました。競技終了後には連絡先を交換する参加者もおり、「世代を越えて笑い合える場がうれしかった」「とても楽しかった」といった声が寄せられるなど、心理的な距離が確実に縮まったことを実感できる一日となりました。全プログラムを通じて事故や大きなトラブルもなく、安全に運営を完了しています。
一方で、本活動は営利目的ではなく地域貢献を重視して実施したため、広告費をかけた大規模な告知が難しく、参加者募集の周知拡大が今後の課題として浮かび上がりました。また、世代間交流に適した広さと安全性を備えた会場の確保にも苦労があり、利用条件や費用面での制約も経験しました。次回以降は、SNSでの情報発信に加え、地域イベントや公共施設でのチラシ配布、スタッフや関係者からの直接的な声掛けを強化し、人と人とのつながりを活かした広報活動を進めてまいります。さらに、準備期間をこれまで以上に確保し、少なくとも3か月以上の告知・調整期間を設けることで、会場確保や参加者募集をより計画的に行っていく予定です。
今後は本活動を単発で終わらせることなく、不定期ながら継続開催を目指します。まずは地域に根付いた取り組みとして着実に実施しながら、運営方法やプログラム内容を整理し、他地域でも再現可能なモデルへと発展させていきたいと考えています。将来的には、柏市のみならず周辺自治体や他県への展開も視野に入れ、世代間交流の輪を広げていくことが目標です。こうした継続的な社会貢献活動を積み重ねることで、公益性の高い事業モデルを構築し、地域全体で子どもたちを見守り育てる持続可能なコミュニティの実現を目指してまいります。
松島 巧





